下着を傷めない、正しい洗い方とは?




ブラジャーは毎日身に付けるものであるだけに、だんだんと扱いがぞんざいになっていきがち、という方も多いようですね。中には「洗うのが面倒」「痛みやすい下着だから」という理由から、1~2週間に一度しかブラを洗わない、2~3日洗わず同じものを身に付けている……、なんて方もいらっしゃるようです。

しかし、ブラジャーはバストアップ対策になくてはならないアイテムだということを忘れてはいけません。そんな大切なアイテムを大切に扱えないなんて、バストアップ以前の問題ですよね。


直接肌に触れる下着でもありますし、常に清潔に保つだけでなく、ブラジャーの持つ補正力やバストアップ効果、着け心地などを最善の状態に維持することにも心を配りたい所です。

そこで今回は、ブラジャーをはじめとした下着の洗い方やお手入れ方法について考えて行きたいと思います。


長持ちさせる、正しい下着の洗い方



女性の下着は、繊細なレースやビジューで美しく彩られているだけでなく、身体のラインをキレイに見せるための機能を持たせるため、ワイヤーや伸縮性のある紐やテープ、クッションや厚みのある特殊なパッドなど、様々な素材が複雑に組み合わされています。

そのため、ただ洗濯機に放り込んで洗ってしまっては、せっかくの美しいデザインが損なわれるだけでなく、元々備わった機能なども台無しになってしまいます。そこで、まず心がけたいのが「基本は手洗い」ということです。

下着洗いの基本は手洗い

痛みやすいレースがふんだんに使われ、立体裁断やワイヤーの挿入など複雑な機構が満載のブラジャーなどの下着は、手洗いするのが一番です。幸いブラジャーなどは肌に直接触れるものの、泥汚れなどとは無縁のため、キレイに洗うのはそう難しくありません。

基本的な洗い方は以下の通りです。

1.洗面器にぬるま湯をはり、おしゃれ着要の中性洗剤を溶かす
2.ブラジャーからはパットを外す、ガードルなどは裏返しておくなど下準備を行う
3.洗面器にブラやガードル、ショーツなどを浸す
4.ブラジャーは軽く振ったり、カップ部分を優しく押すなどして洗う
5.ガードルやショーツも基本的に押し洗いし、気になる部分は優しくこすり洗いする
6.ぬるま湯または流水でしっかりすすぐ
7.洗濯機の手洗いコースで軽く脱水をかける

せっかく手洗いしたのに、最後の最後で洗濯機の脱水を利用するなんて……、という方もいらっしゃるかもしれません。しかし、デリケートな下着の場合、湿ったままの時間が長くなればなるほど痛みやすくなるため、手早く水が切れる脱水を行う方が無難です。

慣れてくると、これらの手洗いは15分程度で完了させることができますが、それでも「わざわざ下着だけ手洗いするのは面倒」と感じる場合もあるかもしれませんね。


そんな方にオススメなのが、入浴時についでに手洗いしてしまうという方法です。お風呂であれば、半身浴中に下着をつけ置き洗いすることもできるので、手洗いの負担を感じにくいのではないでしょうか?

ただし、銭湯や温泉などの公共浴場の場合は下着を持ち込んで洗うことを禁止しているケースがほとんどですので注意が必要です。

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洗濯機を利用した下着の洗い方



繊細なレースや素材が多用されたブラジャーなどを、痛めずキレイに洗うには手洗いがベストです。

しかし、忙しくて手洗いの時間がとれない!という場合も多々あることでしょう。そういった時には、洗濯機を上手に活用し、優しく下着をお手入れしましょう。


洗濯機を使った下着洗いのポイントは次の通りです。

1.厚手の下着専用ネットやおしゃれ着専用の洗剤を用意する
2.ブラジャーやウエストニッパーなどは、ホックをきちんと留めて引っかかりが起きないようにする
3.ブラのパッドはきちんと外し、ガードルなどは裏返しておく
4.洗濯機の設定は「弱水流」「おしゃれ着洗い」「手洗い」「ランジェリーコース」など、できるだけ手洗いに近いコースを選択する
5.脱水が済んだら手早く干す
6.ストラップやサイドのゴムの劣化に繋がるので、乾燥機はNG


これらのポイントを押さえて洗濯を行えば、洗濯機でも下着を傷めずに洗うことができます。

また、手洗いでも洗濯機でも同様ですが、下着は直接肌に身に付ける関係上、汗や皮脂を多く吸収しているので、脱いだ後はできるだけ時間をおかず、その日のうちに洗って干しておくのがベストです。

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傷めない、下着の干し方・収納法


ブラジャーの正しい干し方

ブラジャーの干し方でやりがちなのが、ストラップをハンガーに掛けたり、アルミハンガーなどのピンチにストラップを挟んで干すという方法です。

しかし、この方法だと濡れたカップ部分の重みがストラップやサイドのベルト部分にダイレクトにかかってしまうため、ストラップやサイドが伸びたり痛んだりする危険性があります。


ブラジャーを干す時は、湿っている段階でカップの形を整えてから、素材がしっかりしているアンダーバストの前部分をピンチなどで留めるようにしましょう。

ストラップを留める場合と上下逆になりますが、ストラップにもサイドにも無理な重みや力がかからないので、乾いた後も形がキレイに保たれますし、痛みも少ないためブラジャーを長く使い続けることができます。


また、アンダーバストの前方部分を中心にして折り返し、ハンガーに掛ける方法もオススメです。この方法だと、一つのハンガーに2~3枚のブラジャーを干すこともできるので、スペースに余裕がない場合などに便利です。

いずれの干し方をする場合も、下着を干す場合は直射日光が当たる場所は避け、陰干しすることが重要なポイントとなります。直射日光に当ててしまうと、黄ばみや色あせなどが起きる危険性があるだけでなく、ブラジャーに使用された素材が劣化して傷や破れなどが起きる場合があるので要注意です。

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ブラジャーの上手な収納方法

ブラジャーの収納でやりがちなのが、二つ折りにして小さなスペースに並べたり、丸めてケースに突っ込んだりといった方法です。しかし、これらの収納法を続けていると、ブラジャーのワイヤーが歪んでバストに合わなくなったり、カップの形が崩れて補正効果が著しく低下してしまったりします。

こういった問題を避けるためにも、ブラジャーの収納時には「たたまない」ことを念頭においてしまうようにしましょう。


洗濯後、形を整えて干し上げたブラジャーは、そのまま身に付けても問題がない状態になっているはずです。そのため、その形を維持して収納するのがベストというわけですね。

干し上がったブラジャーは、形を整えてからホックを留め、ストラップをカップの中にしまうようにしましょう。そして、折りたたまずそのままの形で、ブラジャーを収納ケースの中に重ねてしまっていきます。下着屋さんのブラジャーの展示方法、陳列方法を参考にすると分かりやすいかもしれませんね。

この収納方法は少し場所や幅は取りますが、キレイに重ねてしまえば意外にスッキリしますし、取り出しやすいので慣れるととても便利です。是非試してみて下さい。


下着の買い替え時って?



女性にとって意外に悩みどころなのが下着の買い換え時期です。特に上手に手入れをしていると、生地やレースに痛みなどがあまり見られず「いつまでも使えるのでは?」なんて考えがちですよね。

しかし、下着の寿命は見た目では判断できないということを覚えておきましょう。

ブラのワイヤーが曲がってきたら注意!

レースや素材に痛みが見られない場合でも、ワイヤーが曲がっていたり痛んでいたりするケースがあります。

ブラジャーのワイヤーは、バストを支える機能をもった大変重要なパーツです。このワイヤーがバストにしっかりフィットしていないと、バストアップ効果が半減するだけでなく、ワイヤーが肌にあたって痛みを感じる、ワイヤーによって擦り傷や炎症が起きるなどの問題が生じてしまいます。


近年、ワイヤーの性能や素材の品質は向上していますが、洗濯を繰り返すことによっておこる劣化は避けることができません。どんなに丁寧に手洗いしたとしても、この問題は避けることができないんですね。

そのため、ワイヤーが曲がってきたなと感じたら「ブラジャーの買い換え時期だ!」と判断し、新しいものに買い換えましょう。

タグや品質表示が読めなくなったら要注意

ブラジャーをはじめとした下着には、必ずタグや品質表示が縫い込まれています。このタグの文字が読めないくらい薄くなってきたり、タグ自体が劣化してよれたりしてきた時も買い換え時です。

品質表示やタグの劣化は、それだけたくさんの洗濯を繰り返した証です。見た目がそれほど痛んでなくても、下着を構成する素材自体が劣化している可能性が大ですので、思い切って買い換えることをおすすめします。


もちろん、レースや生地に痛みや変色が見られたり、毛玉などができている場合などは論外です。これらが見られる時は寿命をはるかに超えている状態ですので、早めに処分して新しいものに取り替えましょう。

なお、ブラジャーの寿命は一説によると「30回洗濯を終えた時」だと言われています。ひとつの目安としてみてはいかがでしょうか?

まとめ

  • ブラジャーをはじめとした女性の下着は、レースなど繊細な素材が使用され、機能性も高いため手洗いが基本
  • ブラジャーを手洗いする場合は、ぬるま湯での押し洗いがおすすめ
  • 洗濯機を利用する場合は、手洗いに近いコースを選択し、脱水後素早く干す
  • ブラジャーは干し方一つで型崩れやストラップの伸びなどを防ぐことができる
  • ブラジャーを収納する場合は、二つ折りや丸めるのは厳禁
  • ブラジャーを型崩れなくしまう方法は、下着屋さんなどの陳列方法などを参考にすると良い
  • 下着には寿命があるため、見た目に惑わされず、適切なタイミングで買い換え・取り替えを行う必要がある






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